親御さんや学校の先生によく聞かれる
「きょうだいの想い」や「きょうだいに寄り添うヒント」についてまとめた資料を作りました。
配布・発表等でご使用される場合は、こちらから一言ご連絡くださいませ。
学校の先生方へ
先生方が気軽に立ち寄れて、障がいのある子どもの
きょうだいさんへのかかわりに生かせる情報ページです。
特に学齢期のきょうだいは、友達や社会との関係で戸惑いが生じやすくなる時期だと考えられます。
その時の気持ちを、きょうだいが言葉にして誰かに伝えることは簡単ではありません。
ひとりで複雑な気持ちを胸の奥にそっとしまっていることも多いでしょう。
きょうだいもひとりの「こども」として、のびのびと健やかに育つことが大切です。
まわりの大人の人が、その気持ちを想像したり気づくことが、きょうだいへの応援につながります。
このページが、少しでもきょうだいさんに寄り添ううえでの
ヒントとなれればと思っています
親御さんや学校の先生によく聞かれる
「きょうだいの想い」や「きょうだいに寄り添うヒント」についてまとめた資料を作りました。
配布・発表等でご使用される場合は、こちらから一言ご連絡くださいませ。
きょうだいの経験や気持ちには個人差があります。経験したことや感情、考え方が似ていることはよくある一方で、全く違うことも多くあります。
大切なことは「目の前のお子さんを知ろうとすること」「きょうだいだから『こういう気持ちに違いない』と決めつけないこと」だと思います。
きょうだいさんの状況や、成長に応じて気持ちは変化していきます。
ポジティブな思いとネガティブな思いが両方あることも、どちらかだけのことも自然なことです。
言葉にするのが難しいことも、気持ちを言いたくないことも、ネガティブな気持ちを持ってはいけないと思うこともあります。
その気持ちを想像しながら受けとめてもらえたら嬉しいです。
「ひとりじゃないよ」「大切に思っているよ」とそんなメッセージが伝わると良いなと思います。
大人のきょうだいが語る、子どもの時に嬉しかった、イヤだった関わりです。
感じる気持ちは一人ひとり違いますが、参考になったらうれしいです。
先生方が気軽に立ち寄れて、障がいのある子どもの
きょうだいさんへのかかわりに生かせる情報ページです。
こんにちは!本の部屋をのぞいてくれてありがとうございます。
ここで紹介している本たちは、大人のみなさんにもおすすめできる作品です。気になった本をぜひ見てみてくださいね!
そして、子どもに本を紹介したり、読んだりするうえで、大事にしてほしいことを伝えさせてほしいです。
子どもたちは絵本を読んでもらうことが大好きです。人の声やあたたかさに包まれる嬉しさや安心感を感じられるからです。ただ同時に、絵本の言葉は良くも悪くも「読み手の言葉」として子どもに伝わるということも忘れないでほしいなと思います。
障がいのある兄弟姉妹のことを受け入れるのに時間がかかっている場合には、まずはその気持ちを受けとめてほしいです。
例えば、障がいのあるお兄ちゃんのことを受け入れられない子がいたとします。
「みんな違ってみんないい」というメッセージのある絵本を渡したとき、お兄ちゃんの障がいを受け入れられない気持ち、何かモヤモヤするという心に蓋をさせてしまうことにもなります。
障がいのある兄弟姉妹のことを受け入れられない自分に対して、罪悪感を抱いているきょうだいさんはとても多いです。受け入れられないというネガティブな感情にOKサインを出し、大人がその感情を受けとめたうえで本を選んでほしいなと思います。
おすすめしている本の中には、それぞれのきょうだいさんの状況によっては合わないものもあるかもしれません。まずは手渡す大人のみなさんが、その本がどんな内容かを確認し、子どもに読ませてあげたいなと感じた内容のものを、その子に合ったタイミングで手渡してあげてほしいなと思います。
大人のみなさんが絵本を差し出すとき、とても大きなメッセージを伴うということを、ぜひ心に留めてもらえたらうれしいです。
長くなりましたが、本の部屋楽しんでいってくださいね!
しぶりんは、きょうだいさんの味方です。
好きなことは、眠ることと歌うことです。
うぇるしぶに来てくれてありがとう!「うぇるしぶ」は障がいのある兄弟姉妹がいる子どもの「きょうだいさん」に向けたサイトです。小学生、中学生、高校生のきょうだいさんが登場するよ。
兄弟姉妹へのモヤモヤや、将来への不安、家族からの期待など、いろいろ気になることがあるかもしれないね。
きょうだいさんの「誰かに言いづらい気持ち」を、しぶりんやきょうだいの先輩たちが聞いてくれるよ。
障がいのある兄弟姉妹がいるあなたが、自分らしく生きるための「ヒント」を見つけるきっかけになれればと願ってます。