ダウン症ってなんだろう?

小学生中学年のお子さんの「ダウン症」とは何か?についての疑問に、うぇるしぶ・しぶりん博士が説明しています。

ダウン症ってなに?

しぶ博士

ダウン症とは、体や頭の中(脳)が少し違う形で成長する特別な状態のことだよ。生まれつき「染色体(せんしょくたい)」という体の中にある小さな物質が1本多い、47本あることで、身体の特徴や成長の仕方に影響しているんだよ。

ダウン症がある人の特徴

ダウン症の子には、いくつかの特徴があるけど、みんなが同じというわけではなく、人によって少しずつ違うよ。

体が少し弱いことがある

しぶ博士

体を動かす力(筋肉)が弱くなることがあり、歩いたり走ったりすることが、他の子より少し遅れることがあるよ。心臓なども弱くて運動に制限がある子や、風邪をひきやすかったり、病気にかかりやすい子もいるよ。

学ぶのに時間がかかることがある  

しぶ博士

学校で学ぶことや新しいことを覚えるのに、少し時間がかかることがあるよ。たとえば、字を覚えたり、数字を理解するのがゆっくり進むことも。でも、それは時間がかかるだけで、学ぶ力はちゃんとあるよ。

ダウン症の子をサポートする方法

ゆっくり優しく教えてあげる

しぶ博士

ダウン症の子は、新しいことを覚えるのに少し時間がかかることがあるよ。だから、焦らずにゆっくり教えてあげることが大切です。わからないことがあったら、何度でも説明したり、簡単な言葉で伝えてあげると、安心して学べるよ。

みんなで一緒に遊ぶ

しぶ博士

友達と遊ぶのが大好きだよ。時々、動きが遅かったり、ルールを少し忘れてしまったりすることもあるけど、みんなで優しく助けてあげたり、一緒に遊び方を工夫して楽しむことができるよ。そうすれば、ダウン症の子も安心して参加できるし、みんなで楽しい時間を過ごせるね。

できたことをみんなで喜ぶ  

しぶ博士

頑張ったり新しいことをできるようになるまで、時間がかかることがあるよ。だから、少しの成長やできたことをしっかり伝えてあげることも大切だね。