ADHDってなに?
ADHDは、集中することやじっとしていることが苦手で、物事を感じたり考えたりするのが、ユニークなことが特徴だよ。
兄弟姉妹や友だちの中にも、授業中にお話を聞いていてもすぐに別のことを考え始めたり、じっと座っているのが難しかったりする子がいるかもしれないね。
(ADHDは、Attention-Deficit Hyperactivity Disorderの略で、日本語では注意欠陥・多動性障害というよ)
ADHDがある人の3つの特徴
集中しづらい(いろいろなことに興味を持つことができる)
自閉症の人たちは、友だちと話したり、気持ちを伝えたりするのが少し苦手なことがあるんだ。たとえば、友達とどんなふうに遊んだらいいのかがわかりにくかったり、会話をするときに目を見て話すのがむずかしかったりするよ。一方で、自分の好きなことにとても集中できたり、その分野でくわしい知識を持っていたりすることもあるよ。
じっとしていられない(身体を動かすことが好き)
座っている時間が長いと、どうしても体を動かしたくなってしまうよ。手足がそわそわしたり、急に立ち上がって歩き回ったりしてしまうことも。じっとしているよりも動きながら何かをするのが楽しくて、友だちがじっとしていられる場面でも、自分だけは我慢できなくなることもあるよ。
思い立ったらすぐ行動しがち(行動するパワーがある)
何かをするときに、よく考えてから行動するのがむずかしいことがあるよ。たとえば、遊びで順番を守るのが苦手だったり、思いついたらすぐに動いてしまったり。ただ何かを思いついたときに、すぐに「やってみよう!」と思えるのも、ユニークな考え方です。みんながまだ気づかないことを見つけたりするのにとても役立つ力だね。
お互い気持ちよく過ごすために
このように、ADHDがある人は脳の中の「注意をコントロールする部分」が他の人と少し違う働きをしているから、物ごとの感じ方や考え方にユニークな特徴があるんだよ。