これからを生きる上でのヒント
本で紹介するよ。

あなた自身を大事にできる
「くふう」も紹介
するので
のぞいてみてね。

しぶりんから大人の方へ

弟は僕のヒーロー

エッセイ

きょうだいさんの気持ち

小学校高学年~大人向け

著:ジャコモ・マッツァリオール 
:関口 英子

ダウン症の弟との「特別」な日々を19歳の少年が綴ったイタリアでの話題作。

産まれてくる前に大喜びしたこと、弟はダウン症であるということを知った時のこと、弟の存在を隠すようになったときのこと…いろいろな出来事を経験する中で、少年が気づいたこととは?

「ザシンプルインタビュー」というこの本の元になったショートムービーはこちらから見ることができます。


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わたしのおとうと、へん…かなあ

絵本

きょうだいさんの気持ち

小学生向け

作:M=E.ドルバル
絵:S.バーレイ
訳:おかだよしえ

うさぎのリリは,弟のことが心配です。
だって弟は,みんなとちがってるんだもの…。

リリと障害のある弟ドードの心あたたまるお話です。
相手のありのままを愛することのすばらしさを教えてくれます。

ぼくのおとうとは機械の鼻

絵本

きょうだいさんの気持ち

年長〜小学校中学年向け

文:みんなのことばしゃ 
絵:エアーダイブ 

お医者さんのサポートが必要な弟に対して、さまざまな想いを抱くお兄ちゃんのお話です。

小児科医の先生が声をあげて、2018年には全国の小学校にも届けたいとクラウドファンディングも行われました。きょうだいさんからの共感の声が多数上がっています。

伝えたいのは「みんな、とくべつなひとり」ということ。

障がいがある子どものきょうだいはもちろん、サポートする周りの人たちにおすすめの一冊です。

絵本のムービーはこちらから見ることができます。

https://youtu.be/oHA2q2jE6lA?si=1VuX-cjE1ewHE0VW

二日月

絵本

きょうだいさんの気持ち

小学校中学年~高学年向け

作:いとう みく 
絵:丸山 ゆき

待ちに待ってお姉ちゃんになれた杏。でもなんだかちょっと妹の様子がおかしい。障がいがある妹との生活の中で、「障がいを持って生まれるとはどういうことか」「共に生きるとはどういうことか」という難しい問題に、とまどい、傷つきながらも一生懸命答えを探していく少女のお話です。

お医者さんの「かわいそう」という言葉、自分のクラスのお友達とのギャップ、そして何より大好きな妹のはずなのに、恥ずかしく感じてしまう自分自身に気づいたとき、もやもやするのは自分だけじゃないんだと感じられるかもしれません。

2016年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書にもなりました。 病気や障がいがある兄弟姉妹がいる人は共感するところがあるかもしれません。先生たちにもおすすめの一冊です。

ぼくはチョココロネやさん

絵本

きょうだいさんの気持ち

年長〜小学校低学年向け

作:えいしまけいこ、 かわしりきょうこ

「なんで、おにいちゃんばかりなの?」という「ぼく」の声から生まれました絵本です。

「おにいちゃんなんて、もーきらい」。

そう思ってもいいんだよ。

「わがまま」も「がまん」も、「きらい」も「だいすき」も、どれもあなたのだいじ。 そんなあなたのだいじを、こっそり応援する本です。

みんなとおなじくできないよ

絵本

きょうだいさんの気持ち

障がいについて

小学生中学年〜高学年向け

作:湯浅 正太 
絵:石井 聖岳 

障がいのある弟がいる小学生のボクの気持ちを描いたお話です。

きょうだい支援も行う小児科の先生による絵本で、きょうだい特有の悩みや、不安な気持ちが伝わってきます。障がいのある弟のことを一生懸命に思うボクの複雑な心境が見えてきます。

障がいをもつ子どものきょうだいさん、サポートする周りの人たちにおすすめの一冊です。

あたしもびょうきになりたいな!

絵本

きょうだいさんの気持ち

~小学校低学年向け

作:フランツ・ブランデンベルク
絵:アリキ・ブランデンベルク
訳:ふくもとゆみこ

病気になった弟がやさしくされているのを見て、自分も病気になりたいと、うらやましい気持ちになるエリザベスのお話。

兄弟姉妹が何をしていても羨ましい、ずるい、と感じてしまう心の動きがよく表れている絵本です。きょうだいのいる人は共感できるかもしれません。1983年発売のロングセラーです。

ヒロのちつじょ

障がいについて

エッセイ

小学生~大人向け

著:佐藤美紗代

ダウン症の兄「ヒロ」の一日をまとめたイラストエッセイです。

返事があるまで「おはよ」を連呼。 お迎えの車へはいつもダッシュ。 おやすみのまえはハイタッチ。

著者である、美大生の妹から見える、兄「ヒロ」の世界は、そんな癖やこだわりがとても人間的でおもしろいと思ったそう。

ダウン症の人のことをちょっと身近に感じることができるかもしれません。

ダウン症の人ってどんな一日を送っているんだ?と思う、すべての人におすすめの一冊です。

すずちゃんののうみそ

絵本

障がいについて

年中・年長~小学校中学年向け

著:竹山 美奈子
監修:宇野 洋太
イラスト:三木 葉苗

「すずちゃんは、どうして年長さんなのに、くつを一人ではけないの?」

保育園のお友達の質問にママが分かりやすく優しく教えてくれる絵本です。

自閉症について知りたいすべての人におすすめです。巻末にある自閉症の特徴の紹介は、大人にも勉強になると思います。

あいちゃんのひみつ

絵本

障がいについて

年中・年長~小学校中学年向け

文:竹山 美奈子 
絵:えがしら みちこ 

転校してきたあいちゃんはダウン症がある女の子。

ダウン症の特徴や原因、接し方についてわかりやすく描かれた絵本です。

「どうしてそんなに目がつっているの?」「何をするのもゆっくりなのはどうして?」

あいちゃんのママからのお手紙には、そんな不思議の理由を、わかりやすく書かれています。

ダウン症について知りたいすべての人におすすめです。

発達凸凹なボクの世界ー感覚過敏を探検するー

絵本

多様性を知る

障がい理解

小学校中学年〜中学生

著:プルスアルハ
お話と絵:細尾ちあき
解説:北野陽子

発達の凸凹は人それぞれ。感覚過敏のある子ども「タク」についてのお話です。

教室での話し声、給食のにおいがとても気になり、みんなと同じように過ごすことができないタク。そのことをうまく言葉にできないので、お母さんや先生に怒られてしまいます。

感覚の過敏からくる苦手に気づいた学童の先生がお母さんに声をかけ、タクに苦手があることに気がついたお母さんは、「大きな音」「服のチクチク」といったタクの苦手をいっしょに探検していきます。

「感覚過敏ってなんだろう?」という疑問に答えてくれる絵本です。 巻末には支援者のための解説、感覚過敏のある本人が使えるシートもついています。

「ちがい」ってなんだ?障害について知る本

障がい理解

多様性を知る

小学校高学年〜高校生

監修:トウキョウエンパワープロジェクト
漫画:トノガヤミキ

車いすユーザーの目の前にある段差。このとき「障害」となっているのはなんだろう?

「障害」は社会の環境にあるという「障害の社会モデル」を中心とした「障害」について、学校や街中での事例から丁寧に解説されている本です。イラストも多くわかりやすいです。

さまざまな「障害」を感じている人へのインタビューもあり、一人ひとりの「ちがい」について考えを深められる本です。

みえるとか みえないとか

絵本

多様性を知る

小学校低学年〜中学生

作:ヨシタケシンスケ
相談:伊藤亜紗

ふつうって何だろう?と、ユーモアと共に考えさせられる絵本です。

宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つある人の星。ふつうにしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」といわれるぼく。

そもそも「ちがう」ってどういうことなんだろう?
そこに住むひとたちのくらしを調査するうちに、ぼくは「みえない人がみる世界」をはじめて知ります。

作家のヨシタケシンスケ氏が、伊藤 亜紗氏の著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』をもとに書き上げている絵本です。

たっちゃんぼくがきらいなの

絵本

障がい理解

~小学校低学年

作:さとうとしなお
絵:みやもとただお

自閉症の友だち「たっちゃん」に対する「ぼく」の疑問が描かれている絵本です。

「たっちゃん、ぼくのこときらいなの?」「どうして大きな声を出すの?」「どうしてせんめんきまわしてるの?」

ぼくの疑問に寄り添いながら、たっちゃんへの理解が深められます。

巻末には児童精神科医の佐々木正美先生の解説がついています。自閉症の兄弟姉妹や、友達がいる子どもにおすすめです。

たぶんみんなは知らないこと

障がい理解

小学校高学年〜中学生

作:福田隆浩
絵:しんやゆう子

支援学校で長年勤務している作者が、知的障がいのある子どもやまわりの環境について描いた本です。
重度の知的障がいのあるすずちゃんの視点を中心に描かれていて、すずちゃんのお兄ちゃんの気持ちはブログ、親と先生の視点は連絡帳というかたちで語られています。

児童向けの文学やノンフィクションを対象に送られる、野間児童文芸賞の第60回目の受賞作です。

「お手伝いしましょうか?」うれしかった、そのひとこと

障がい理解

小学校中学年〜高校生

作:高橋うらら

障がいのある人、ヘルプマークを身につけている人、高齢の人、さまざまな人にどんな手伝いができるのか、どんな声かけができるのかを事例を通して学べる本です。

イラストがたくさんあり、わかりやすいです。当事者の声や事例も紹介されています。

あほやけど、ノリオ

きょうだいさんの気持ち

エッセイ

小学校中学年~大人向け

著:露の団六

落語家である著者が、軽やかに語るダウン症のある兄との半生を語った単行本です。

「こんなやつ、おってもええ!」

自分が「ちょっとあほ」だとしたら、兄は「ごっついあほ」という著者の、くすりと笑える一冊です。

明るい気持ちになりたい人におすすめです。

そらをとびたかったペンギン

絵本

年少~小学校低学年向け

作:申 ももこ 
絵:はやし みこ 

他のトリたちのように飛んだり上手に話すことができないペンギン「モモ」の生活が描かれた絵本です。

悩んでいるのは自分だけじゃないこと、みんなに合わせて苦しむ必要はないこと、必ずどこかに自分を生かせる場所があることを教えてくれる、やさしいメッセージが伝わってきます。

周りの人とうまく生きづらいお子さんや、その親御さん、幼稚園や保育園、小学校の先生におすすめの一冊です。

友だちのこまったがわかる絵本 みんなちがってみんないい

絵本

多様性を知る

障がい理解

小学校低学年〜小学校中学年

編・著:WILLこども知育研究所
監修:赤木和重

友だちの学校で感じている「こまった!」について、状況別にイラストで丁寧に解説されている絵本です。

授業中じっとすわっていられなかったり、本や教科書を読むのが苦手だったり、いつも同じ服を着ていたり。そんな友だちは実は困っているかもしれない?

「ココロの声をきいてみよう」「どんなふうにしてほしい?」といった対応策のコーナーもあり、発達障がいのあるお友達の気持ちを考えるヒントになる本です。

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